|
アクセルセーフティモジュール(誤発進抑制装置)
ブレーキペダルとアクセルペダルを間違えての暴走を抑制する装置です。
|
重要注意事項
当製品は踏み間違いによる急発進を抑制する装置であり、ブレーキを掛ける機能は有りません。
当製品は踏み間違いによる事故を最小限に抑制する為の装置であり、
交通事故に繋がらないことを保証するものでありません。
当製品はあくまでも急発進抑制装置であり事故を防止出来る装置では有りません。
当製品装着後に発生した交通事故に関しての責任は一切負いません。
|
|
当製品は下記、販売協力店(問屋)からもご購入頂けます。
(株)イノベイティブ販売
|
(株)阿部商会
|
寿通信機(株)
|
(有)シュネルスピード
|
(株)トレジャーカンパニー
|
(株)フィールド
|
(株)マエカワ
|
(有)モルツ
|
(株)ワントップ
|
|
|
取り付け可能車輌 |
※当製品を新車時に装着する場合、納車整備点検後に装着して下さい。
当製品の起動条件にはトラクションコントロールON信号が必要です。
回送モード等の時では動作出来ません。
|
1シリーズ |
F20 ※除く6.5インチモニター付車両、F40 |
2シリーズ |
F22、F23、F87、F45、F46、F44 |
3シリーズ |
F30、F31、F34、F80、G20、G21 |
4シリーズ |
F32、F33、F36、F82 |
5シリーズ |
F10LCI、F11LCI、F07LCI、G30、G31 |
6シリーズ |
F12LCI、F13LCI、F06LCI、G32 |
7シリーズ |
F01LCI、F02LCI、F04LCI、G11、G12 |
8シリーズ |
G15 |
X1/X2 |
F48、F39 |
X3/X4 |
F25LCI、G01、F26LCI、G02 |
X5/X6 |
F15、G05、F16、G06 |
X7 |
G07 |
Z4 |
G29 |
MINI |
F54、F55、F56、F57、F60
|
|
|
|
|
誤発進を抑制 |
近年ではペダル踏み間違いによる事故が社会現象となっており、アフターパーツでの製品も数社から発売されています。
また国産自動車メーカーも後付け出来る製品などをオプションパーツとして用意しています。
弊社もBMW/MINI専用設計として考えられる様々なシチュエーションで適格に動作出来る装置を開発致しました。
それがこのアクセルセーフティモジュールAT-ACSMです。
BMW/MINI専用設計とする事で他社汎用製品などでは到底実現出来ないような制御を搭載しています。
もちろん後付けによる抑制装置なので、ブレーキを掛ける機能は有りません。
誤操作と判断した後はそれ以上加速させない制御です。この辺りは他社製品とも同様ですが、
当製品の動作アルゴリズムは車輌CAN-BUS信号から得られる様々な情報を元に制御を行っています。
走りに定評のあるBMW/MINIにおいてはスポーツ走行なども考慮しないと「駆け抜ける喜び」が失われてしまいます。
踏み間違いをしたのか?スポーツ走行なのか?
踏み間違い時の動作介入はなるべく早い時点で動作すれば車輌のパワー&トルクが低いうちに制御出来るので
安心感も高くなります。しかしそれは少しでもラフなアクセル操作をした場合に動作してしまう可能性も高まります。
当製品は様々なセンサーデータを元に踏み間違いなのかスポーツ走行なのかを高次元で判断してスポーツ走行での
不必要な介入をなるべく起こさない設計です。
踏み間違いなどで暴走状態での衝突ではノーブレーキの為、車輌損傷も相当のものになります。
軽く〇〇〇万オーバーの修理費が予想されます。
当製品が動作介入した場合はその時点で減速に転じますので、落ち着いてブレーキが踏めます。
たとえブレーキ操作に移行出来なくても10km/h以下のノロノロ運転状態の為、車輌のダメージを最小限に抑えられます。
踏み間違いと判断した場合にアクセルOFFとする機能に特化した製品です。
アクセル信号を増幅するような機能は持ち合わせておらず、万が一にも当製品が原因で暴走が起きる事の無い安全設計です。
動作状況などは音声によるガイダンス案内ですので製品本体は運転席アンダーカバーなど目立たない場所に設置出来ますので室内の美観を崩しません。
|
|
仕組み |
当製品は次のようなアルゴリズムで動作を行います。
●発進時などのアルゴリズム
発進時から10km/h以下の速度の時はアクセルペダルを80%以上踏み込んでしまうと動作介入してアクセルOFFになります。
合わせて「ブレーキを踏んで下さい!」と繰り返しガイダンスが流れます。気づいてブレーキペダルを踏んで下さい。
ブレーキを踏むことで通常動作に戻ります。「動作しました、復帰します。」とガイダンスが流れます。
車輌が発進する場所が急激な登り坂だった場合なども想定して有ります。
このような状態も当製品が認識してこの場合の動作はアクセルペダルが90%以上踏み込まれた時に変化致します。
そして上記の動作はブレーキペダルを離した0.5秒後からスタンバイ致します。
0.5秒以内にアクセルを踏んではいけない訳では有りません。0.5秒以内に80%以上に超えてはいけないという事です。
ブレーキペダルを離して0.5秒以内のべた踏みなどは故意のスポーツ走行の為に行っていると判断します。
直前までブレーキを踏んでいる状態から、即アクセルに踏み換えての操作なので踏み間違いではないという判断です。
このブレーキの信号も活用したアルゴリズムなので、スポーツ走行などで左足ブレーキを活用するような場合でも無駄な介入を起こさない事が出来ます。
そして車輌完全停止中のまま空ぶかしなどでは動作致しません。
これはディーラーなどでの整備の際にエンジンレーシングなど空ぶかしする作業時に介入しない処置です。
車輌のブレーキシステムにオートホールド機能が搭載されている車輌でもブレーキの検査はブレーキペダルの踏み込みで検査していますので、オートホールド中でブレーキ作動している場合でもブレーキペダルを離している判定を確実に行います。
またPDC装着車輌でPDCが反応してブザー音がスピーカーから鳴っている状態では40%の踏み込みで動作介入に
切り換わります。オートPDC装着車などで80%以下で踏み間違い暴走となってもオートPDCが反応した時点で
40%制御に切り換わりますのでこの時点で動作介入出来る確率が上がります。
※基本的に10km/h以下ではキックダウン操作は出来ない事になりますが、アクセル操作前にブレーキペダル操作を
一瞬加え、ブレーキペダルをリリースした後の0.5秒以内にキックダウン操作をする事が可能です。
●通常走行時などのアルゴリズム
10km/h~60km/h以下までは下記アルゴリズムで動作介入致します。
60km/h以上では当製品は動作致しませんので注意して運転して下さい。
現在のアクセルペダルの踏み込み量から0.1秒以内に50%以上増加して合計で80%を超えたら動作介入致します。
市街地などでの通常走行中に危険を察知してブレーキを踏む場合ってそれなりの踏力でペダルを踏むことが予想されます。
これがブレーキペダルでは無く間違えてアクセルペダルだった場合、一気にアクセルべた踏みという事になります。
このようなシチュエーションで動作介入致します。
スポーツ走行などの場合はその辺りを考慮して、ペダルの踏み込み方を考えて頂ければ問題ないかと思います。
エンジン特性なども考慮すれば一気にべた踏みするより、踏み込み量を調整するほうが良いと思われます・・・・
●走行モードによる動作停止
当製品は走行モードをスポーツ+やトラクションOFF、DSC-OFFなど、
トラクションコントロール機能をOFFにする操作に連動して動作停止するようになってます。
サーキット走行などのスポーツ走行などではアクセル操作は比較的 "乱暴" になることが予想されますが、
これは故意に行っている操作な訳ですので、当製品が動作介入したらスポーツ走行の楽しみが損なわれてしまいます。
また、雪国のユーザー様などはスタックした際に脱出の為にトラクションOFFなどを行うと思います。
この時にも当製品が変に介入して、脱出出来ないのでは意味がありません。
このトラクションOFFとなるモードを選択した場合は「アクセルセーフティを停止しました」とガイダンスが流れます。
トラクションコントロールONの対応モードに再度切り換えれば「アクセルセーフティ、起動しました。」
とガイダンスが流れます。
●その他、動作停止
ウインカー点滅中は動作を停止します。
これは運転者が右折/左折を行う意思が有り、踏み間違いを起こす状況が極めて低いと想像されるためです。
交差点などでの右左折の際に前走車に連なりクリープで走行して信号が変わるタイミングなどで加速が必要になる場合などで
アクセルペダルを踏み込んだ時に介入を避ける処置です。
●動作介入テストモード
当製品は車輌完全停止時には動作介入しない設計ですが、
ハザードランプ点滅中のみ完全停車中でも動作出来る設計となっております。
安全な状態で発進時のアルゴリズムを疑似的に確認して頂く事が出来ますので、事前に介入時どのような動作となるのか
確認しておけば実際の踏み間違いをしてしまった時に慌てずに介入を解除できるかと思います。
|
|
ダウンロード |
AT-ACSMのマニュアルがダウンロード可能です。
|
|
|
|